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【キャベツ】いつも冷蔵庫に入っている食材で節約料理

食費がピンチ!!今日のご飯なに作ろう…という事が最近多くなったような気がします。

材料を買いに行かず、どうにかお家にあるものを利用して出来る料理があると助かりますよね。

そんな時は「キャベツ」がとても重宝します。市場に1年中出回っていて、我が家ではいつも冷蔵庫に転がっています。

冷蔵庫の野菜室の常連さん「キャベツ」と、家にありそうなストック食品を組み合わせて、お金をかけずにピンチを乗り切りませんか。作り方も簡単だとなおさら嬉しいですね。

今回はそんな「キャベツ」を使った節約料理をご紹介します。

 

まずは美味しいキャベツを選ぶ

キャベツの旬

旬の野菜は栄養豊富で価格も安くなっています。まずはキャベツの旬情報をつかんでおきましょう。

キャベツは通年出回っていますが、出回る時期によって「冬キャベツ」「春キャベツ」「夏秋キャベツ」と主に3種類あります。

冬キャベツは1月から3月が、春キャベツは3月から5月が旬です。夏秋キャベツは7月から8月が旬になります。

 

キャベツの選び方

スーパーや八百屋さんで、キャベツを何となく選んでませんか。

美味しいキャベツはどこを見ればよいのでしょうか。3つの選び方があります。

選び方1

芯の切り口をみる

芯の切り口が白くてみずみずしいものを選びましょう。時間が経つと茶色く黒ずんできます。また、芯の大きさは500円玉の大きさくらいのものが程よく成長していてよいとされています。それ以上大きくなると成長しすぎて硬くて苦みが出てきます。

半玉のカットキャベツの場合は断面の芯の高さを参考にします。冬キャベツなら3分の2以下の高さがちょうどよい成長具合です。春キャベツの場合、高さが3分の2あると成長しすぎです。3分の2より低いものを選ぶとよいでしょう。

選び方2

外側の葉っぱをみる

張りがあって鮮やかなグリーンのものを選びましょう。新鮮で美味しいです。紫がかった色のものもありますが、霜にあたった影響ですので大丈夫です。黄色いものは時間が経ったものですので、新鮮ではないキャベツだとわかりますね。

選び方3

巻き具合をみる

「春キャベツ」は巻きがゆるくふわっとした柔らかく、軽いものを選びましょう。

「冬キャベツ」は巻きがしっかりとしていて、ずっしりと重いく硬いものを選びましょう。

 

キャベツの保存方法

キャベツは収穫後も呼吸を続けており、低温保存することにより呼吸量が減り、鮮度を保つことが出来ます。また、キャベツの表面からは水分が蒸発して鮮度が低下していきます。

よって、水分の蒸発を押さえた状態で冷蔵庫の野菜室に入れるとよい、という事になります。

キャベツは中心から水分が抜けていくので、芯をくり抜き、湿らせたキッチンペーパーを詰めてから、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると長持ちしますよ。

使う時は外側の葉からはがして使っていくと、より長持ちします。

 

そして、キャベツは生で冷凍保存も出来ます

細切り、ザク切り、8分の1くし型切り、の3パターンの切り方がいろいろな料理に使えて便利です。それぞれ切った後に冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

冷凍するとしんなりとして食感が変わります。

使う時は凍ったまま加熱調理してください。

 

キャベツを料理する

キャベツの節約料理をご紹介しましょう。

キャベツとツナの煮物

キャベツとツナの缶詰だけで出来る簡単な煮物です。

材料

キャベツ 1/4個
ツナの缶詰 1缶
小さじ1/4
大さじ2
顆粒だしの素 4g
100ml

 

作り方

1.キャベツはざく切りにする。

2.ぴったり蓋の出来る鍋にキャベツを入れ、その上にツナの缶詰をオイルごと回し入れます。

3.塩、酒、顆粒だしの素、水を入れ、中火にかける

4.沸騰したら火を弱め、約10分煮る

出来上がり!

 

注意点

我が家ではストウブ(鍋)を使用しましたが、ぴったり蓋が出来ない鍋の場合は水を150mlほどに増やしてください。

 

キャベツとスパムの炒め物

キャベツとウインナーでもよいですが、スパムにするとちょっと目先が変わった感じがして、気に入って使っています。

材料

キャベツ 1/4個
スパムの缶詰 1/2個
大さじ1
塩コショウ 少々

 

作り方

  1. キャベツは2~3cm幅の細切りにする。
  2. スパムはキャベツの大きさに合わせて2~3cm角に切る。
  3. フライパンに油をひき、スパムを軽く炒める。
  4. キャベツを加えて歯ざわりが残る程度に炒める。
  5. 最後に塩コショウで味を整える。

出来上がり!

 

注意点

キャベツをあまり炒めすぎると水分がでてくるので、若干生くらいがシャキッとして美味しいです。スパムは塩気が強いので塩は控えめがGoodです。

 

レンジでコールスロー

ハムが無ければ入れなくてもOKですよ。

材料

キャベツ 1/4個
コーンの缶詰 1缶
ハム 4~5枚
塩(塩もみ用) 小さじ1/2
マヨネーズ 大さじ3
大さじ1
砂糖 小さじ1
塩コショウ 少々

 

作り方

  1. キャベツは千切りにする。ハムもキャベツと同じ細さに切る。コーンの缶詰は水気を切っておく。
  2. キャベツを耐熱ボウルに入れて塩を加え、ラップをして600wで2分加熱する。
  3. 粗熱をとった後、キャベツの水分を切る。
  4. ボウルにマヨネーズ、酢、砂糖を加えて混ぜる。
  5. キャベツ、ハム、コーンも加えて全体を和え、塩コショウで味を整える。

出来上がり!

 

注意点

キャベツやコーンの水分はしっかり切っておきましょう。

 

お好み焼き

関西人のソウルフード「お好み焼き」は、とにかくキャベツを消費したい時や野菜が不足していると感じる時におすすめです。

材料(簡単バージョン)2~3枚

キャベツ 1/4個
お好み焼き粉 1カップ
1個
150ml
天かす 適量
とろけるチーズ 20g
ねぎ(あれば) 適量
ちくわ(あれば) 1本
お好み焼きソース、青のり、かつお節、マヨネーズ 適量

 

作り方

  1. キャベツは大きめのみじん切りにする。
  2. ねぎは小口切り、ちくわは輪切りにする。(あればでOK)
  3. ボウルに卵を割り入れ、水をいれて混ぜ合わせ、さらにお好み焼き粉を入れて混ぜる。
  4. 3のボウルにキャベツ、ねぎ、ちくわ、チーズ、天かすを入れる。
  5. フライパン、またはホットプレートで両面を焼く。
  6. ソース、青のり、かつお節、マヨネーズをかける。

出来上がり!

 

注意点

作り方4の時、あまり混ぜすぎないこと。完全に混ぜ合わせず、ざっくり混ぜることで、空気を含んでふわっとした仕上がりになります。

こまりくん
焼くときヘラで押さえるのは厳禁です!

 

最終的に困った時のキャベツ料理

もう最終的にキャベツしかない時は、キャベツだけで十分です。

蒸しキャベツ

材料

キャベツ 1/2個~1/4個
ごまだれやぽん酢 適量

 

作り方

  1. キャベツは大き目のざく切りにする。
  2. せいろにクッキングペーパーを敷き、キャベツを乗せる。
  3. 大きめの鍋にお湯を沸騰させ、せいろをセットして10分ほど蒸す。
  4. せいろのまま食卓に出し、熱々をごまだれやぽん酢でいただく。

出来上がり!

 

注意点

キャベツの芯の辺りも蒸すと美味しくなります。蒸すときは芯はせいろの一番底に入れると柔らかくなります。

 

 

【まとめ】「キャベツ」はポテンシャルが高い!

ひと玉購入したら半分余らせてしまったりして、いつも冷蔵庫の野菜室にゴロっとある「キャベツ」。今回ご紹介したレシピを活用すれば、腐らせることなく消費できること間違いなし!ですね。

缶詰の代わりに卵やささみ、ウインナーを使ったり、といろいろなアレンジも出来ます。

物価上昇を乗り切るには、材料を腐らせない、使い切る工夫も必要だといわれています。

キャベツ使い切りを目指して、物価高を乗り切りましょう!!

 

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