ハンドメイドをしていて「なんか失敗したな」と思う事、ありませんか。
最近、エコバックを作ったのですが、まさにコレでした。
私だけかもしれませんが、根が「雑」なため、思ったのと違うものが出来ることは多々あります。


まったく失敗から学んでいない自分に愕然としました。
しまいには「もうハンドメイドなんてしない!」となったりしがちですが…ここであきらめないで!
トライアンドエラーで、次はもっと思い通りのものが出来るはずです。
今回は先日作ったエコバックを例にして、失敗から学ぶポイントを整理していこうと思います。
エコバック作りの大まかな流れ
先日作ったエコバックは型紙なしでつくれるものでした。
橫にまちがついている長方形で、ポケットに収納できるタイプです。
材料と道具
布、糸、ミシン
作り方
- 布に直接寸法を測り、しるしをつけて裁断する(本体・ポケット・持ち手)
- ポケットを作る
- 持ち手を作る
- 本体を縫う
- 本体に持ち手とポケットをつける
出来上がり♪
んんん…なんか思ってたのと違うぞ。橫幅も細いし布がゴロゴロしてる…。
さっそく失敗と改善ポイントを探る
【失敗その1】布の生地が厚い
生地の色や柄が気に入っただけで作ってしまったエコバック。
どうやら生地が厚かったみたいでポケットに収まらない!えぇ〜(涙)。

改善ポイント
丈夫で小さくたたんでコンパクトになる生地、例えばオックス、コットンリネン、ポリエステルなど、薄い生地を選ぼう
布で何かをつくる上で、生地の種類はかなり大事なんだと気付きました。
【失敗その2】間違えたら素直にほどく
本体を縫う際、
- 外表で両脇を縫う
- 中表にして両脇を縫う
という順番で作っていきますが、私ははじめに
- 中表で両脇を縫う
としてしまいました。本来は最初に外表にして縫うのです。中表で両脇を縫い終わってから間違えていると気付いたわたくし。
どうしたかというと、なんとそのまま進めました。なぜならミシン糸をほどくのが面倒くさかったからです。
そうして、
- 中表で両脇を縫う
- 外表で両脇を縫う
- さらに中表で両端を縫う
という荒行に至ったのでした。
どうなったのかといいますと、まぁ横幅が小さくなりましたね。そして縫い代の布がゴロゴロしてしまいましたね。

改善ポイント
面倒くさがらず、間違えたらミシン糸をほどこう
手作りだし、どうにかなるかな、と思っていましたがどうにもなりませんでした。
間違えたら元に戻す勇気が必要です。
【失敗その3】ミシン糸は薄い方の色に合わせる
ミシンを使って布を縫う時、すでにミシンには黒色の糸が前回使ったままになっていました。
生地が黒とベージュだし、黒でいいか、とそのまま強攻。
これが意外とダメージありました。初心者なので縫い目のガタガタが目立つ!持ち手の補強ステッチが雑!

改善ポイント
ミシン糸は生地になじむ色を選び、迷ったら薄い色に合わせよう
こんなにもミシン糸の色が大事なんて思いませんでした。
ステッチに意識的に濃い色の糸をつかうのはアリですね。
くじけそうな時もあります
私のハンドメイド歴は学生時代の家庭科で習った程度で、後の知識は本やネットで仕入れる程度です。
子供の給食袋や靴袋は作りましたが、ほぼ初心者の私。
ボタンを反対につけたり、縫い目がガタついたりして、どれも完璧ではありません。
くじけそうになりますが、やはり自分でつくると「手作り感が出てるのね」なんて愛着がわくのです。
こうやって失敗を振り返り、次に活かせばいいのです!と自分に言い聞かせています。
今回作ったエコバックは横幅が細くなり物がたくさん入らないし失敗したな、と落ち込んでいました。
しかし、たまたまカッティングボードを購入した時に、このエコバックがピッタリサイズで笑ってしまいました。(画像下)
うん、十分使えそうです。
【まとめ】失敗から学びました
今回のエコバック作りで学んだ事3つをまとめました。
学びポイント
- 丈夫で小さくたたんでコンパクトになる生地、例えばオックス、コットンリネン、ポリエステルなど、薄い生地を選ぼう
- 面倒くさがらず、間違えたらミシン糸をほどこう
- ミシン糸は生地になじむ色を選び、迷ったら薄い色に合わせよう
こうやって振り返ると分かりますが、何事も基本が大事なのですね。
まだハンドメイドに慣れない時は作り方をよく頭に入れて、さらに確認しながら作っていく方がよさそうです。
次こそは思い通りのエコバックを作りたいと思います!