最近「胡麻和え」食べていますか。
あえて食べないなぁとか、いまいちピンと来ないと思う方、ぜひ一度すり鉢で擦った胡麻で胡麻和えを作ってください。
胡麻の香りがすごくて、衝撃が走ります。
そしてこのゴマすりの作業、3分くらいなのですがとっても集中できます。
「集中する=何かに夢中になる」という事ですし、美味しい胡麻和えも食べられて一石二鳥です。
とにかく胡麻擦ってみてください!
胡麻和えをつくろう
胡麻和えは和え衣があれば、あとは野菜を合わせるだけなので、意外と簡単です。
さぁ、胡麻和えを作るぞー。
すり鉢とすりこ木
今回の胡麻和えはすり鉢をつかってすりこ木で胡麻を擦るのがポイントです。
わたしは最近、使いやすい大きさの素敵なすり鉢を購入しました。

このすり鉢はもとしげのすり鉢です。2~3人分で、そのまま食卓に出せるデザイン、底に滑り止めのシリコンゴムがついていて、お気に入りの一品です。
すりこ木はいつどうやって手に入れたか覚えていないのですが、山椒の木ものもを使っています。
山椒の木はかたくもなく柔らかくもなく、すり鉢で擦るのにはちょうど良い硬さなのだそうです。
胡麻和えの材料
今回は簡単にできるように冷凍野菜を使います。
●材料
胡麻(白でも黒でもよい) | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ2 |
冷凍野菜(今回は小松菜と枝豆) | 200g |
すり鉢で胡麻をする
いよいよ、すり鉢で胡麻を擦ります。
擦る前に胡麻を乾煎りすると、さらに風味豊かになりますが、今回は簡単バージョンで省略です。

すり鉢

すり鉢とすりこ木と胡麻
ここからがポイント!3分集中して無心に擦ります。油がにじみ出てきます。

胡麻1分擦ったもの

胡麻3分擦ったもの
香りがいいですね♪
粒がなくなるまで擦るよりは多少残っている方が食感がプチプチして美味しく感じます。
味付けをする
擦った胡麻に砂糖と醤油を入れて混ぜ合わせます。これが胡麻和えの和え衣となります。

胡麻に調味料投入
ちょっと固いですが、野菜から水分が出ますのでちょうどよくなります。
あまり水分の出ない野菜の場合はだし汁を少し加えます。

胡麻和えの和え衣
和える
あとは野菜を入れて和えるだけです。簡単ですね。

胡麻和え
胡麻の栄養
胡麻はどんな栄養があるのでしょうか。いりごまの成分を調べました。
いりごまの栄養成分
エネルギー:605kcal
タンパク質:20.3g
脂質:54.2g
炭水化物:18.5g
水分:1.6g
灰分:5.4g
塩分相当量:0g
(食品成分データベース/文部科学省 より)
胡麻の半分は脂質ですね。この脂質はほとんどが不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸で、体に良い働きをします。
タンパク質、食物繊維、ビタミンEなどが含まれています。胡麻にもタンパク質が含まれているのは意外な気がしました。
また、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症や貧血の改善に効果があります。
胡麻といえばセサミンが有名です。抗酸化物質として働き、肝臓機能の強化に効果があります。
このように栄養価が高く体に良いスーパーフードの胡麻ですが、一度に大量は食べられません。
わたしはなんやかんやトッピングして毎日少しずつ食べるようにしています。
胡麻の効果的な食べ方としては、なるべく胡麻の皮を壊して潰した方が栄養を吸収しやすいです。
ですので、胡麻和えはとても良い効果的な食べ方と言えますね!
【まとめ】「3分」で胡麻の風味をいただく
すり鉢をつかっての胡麻和えをご紹介しました。
市販のすりごまを使っても簡単にできますが、このすり鉢を使う方法だと胡麻の風味をふんだんに味わう事ができます。
また、野菜もほうれん草、小松菜、インゲン、おくら、キャベツ、もやし、なす、人参などもよく合います。
ぜひともすり鉢をつかって「3分集中」で作ってみてください。